未分類

完全版!ビレッジハウスのメリットとデメリット

コロナの影響で経時的に、苦しい家庭が多いと思いますが、家計の見直しで大きな出費は家賃ですね

この際思い切って、公営住宅にでもと思っても、なかなか抽選が当たりません

そこで今回は、誰でも即入居出来る初期費用0円の「激安賃貸物件ビレッジハウス」について、元入居者の私がメリットと、デメリットをご紹介します。

激安賃貸物件ビレッジハウスとは?

ビレッジハウスとは、ソフトバンクグループの傘下の、米投資会社のフォートレス・インベストメント・グループによる賃貸住宅サービスです。

 2016年12月21日にビレッジハウス・マネジメント株式会社を設立し、翌年に制度廃止された雇用促進住宅を買収して、低価格賃貸住宅「ビレッジハウス」として入居者の募集を開始しました。

その当時私も入居しておりましたが、既存入居者も多く将来家賃も上がり、そのまま住み続ける事が出来なくなると説明があり、いずれ退去しなくてはならなくなるので、私もやむなく引っ越しをしました。

既存入居者23,471世帯には、10年間賃貸条件の維持を前提としました、

全国民間賃貸サービス合同会社は「慢性的な供給不足が続く低価格帯賃貸住宅市場に、新たな供給を実現し、高齢者、生活保護受給者、公営住宅からの転居者の受け入れにも、積極的に取り組む予定」とコメントしています。

2017年7月には、東日本の雇用促進住宅も一括取得し、全国1001棟9万9,005戸となりました。

雇用促進住宅は全国にこんなにもあったんですね~

ビレッジハウスのメリット

  • 職業・年齢・国籍不問(高齢者や外国人、安定した職業を持たず入居審査に通りにくい人でも入居しやすい)
  • 礼金・敷金、香辛料、共益費は不要
  • 仲介会社を経由しない場合は仲介手数料不要
  • 初期費用は当月分の日割り家賃、翌月分の家賃、火災保険料のみで良い。
  • 銀行届出印、身分証明書、収入証明を内見時に持参すれば、その場で申込み可能(ただし審査状況により他の書類提出が必要になる場合があります)
  • 雇用促進住宅よりも、幅広い応募窓口がある(従来はハローワーク経由で申し込みでした)
  • 県営住宅や市営住宅の様に、抽選がないので、ほとんどの人は入居出来ますが、残念な事に倉敷市は西日本豪雨で家を失った人達が入居され、現在は空きが少なくなっています。

ビレッジハウス公式サイト

ビレッジハウスのデメリット

  • 2年以内の解約の場合には違約金が発生する(短期賃貸には向かない)
  • 収納代行はアプラスである(審査に通らない場合がある)
  • 家賃保証会社を利用することができない。保証人不要を謳ってはいるが、保証人を求められることがあるので要注意。
  • 敷金がないため、退去時の室内クリーニング費は、実費での支払いが必要となる(2LDKで5万円と高い)
  • 場合によっては家賃が上がる(例:エアコンを設置すると1000円家賃が上がる、湯沸かし設置で1000円)
  • 入居申し込み時に銀行口座の残高の提出を求められる。

家賃は驚きの2DK、29000円と安そうに感じますが、エアコン設置で1000円アップ、湯沸かし設置で1000アップ、駐車場も1台3600円位で、2台なら7200円が加算されるので計38200円位になりますね

こうしてみると今住んでるコーポの方が、3DKで家賃は48000円ですが、1万しか変わらないなら、狭いとこより少し広い家で、ゆったり過ごしたいですよね~

雇用促進住宅には、6年間入居していましたが、2DKは家具を設置すると狭く、キッチンも冷蔵庫やレンジを置くとかなり狭く、食器棚をおくスペースはない状態でした。

部屋の中は畳やふすまも新品で、とてもきれいですよ

部屋が狭いので、家具は置かなければ広く使えます。

入居を決める時の不安

入居者の質はどうか?

ビレッジハウスは、保証人不要の激安家賃というから「入居者の質はどうかな?」と心配になりますね?

これまでは雇用促進住宅だったので、入居条件が雇用保険加入者と言う事で、会社勤めの人ばかりなので、キチンとしてましたね

月一回の団地の一斉清掃の時も欠席する人もいなく、団地はいつも綺麗に保たれてました。

私は自治会の役員もしましたが、自治会費の集金に行っても、滞納者もいなかったので、役員の仕事もスムーズに運び助かりました。

ただビレッジハウスに変わり、今後は低所得者の入居者も増えると、少し環境が変わるかもしれませんね

まあ今の時代は隣との、近所付き合いも全くないですが…

ただしこれからは、どんな人が住んでるかわからないので、施錠は昼間でもしておくのが賢明でしょう

耐久年数が心配

ビレッジハウスは、築40年オーバーという古さで、今後何年持ちこたえれるか?

今後の事が心配されるのは確かですね

冬は隙間風が入りとても寒かったし、夏は網戸の隙間から虫がよく入ってきてました。

また押し入れの湿気がハンパなく、普段使用してない布団は、湿気でカビが生えて捨てました。

私は1階に住んでたのですが、ゴキブリが多かったのと、キッチンの排水からナメクジがよく上がってきてました

それもだんだん慣れましたがね

シャワーはあるのか?

シャワーはついてませんし、水圧は弱いので、洗濯するとすすぎに、給水が追いついてない気がしました。

洗濯機の設置場所がなく、床から直に排水管が突き出た状態でした。

洗濯機の設置場所がない為に、キッチンに置く場所がないので、ベランダに置いてました。

夜に洗濯するとうるさいので、朝早く仕事に行く前に洗濯機を回してましたが、冬は戸外なので寒くて…

【デメリットよりメリットが勝つ】ビレッジハウスに向いているのはこんな人

ここまで読んで「やっぱり安くてオシャレなだけじゃなかった…」と落胆した人も多いかもしれませんね。確かに、お気持ちは分かります。

しかし、私が言いたいのは「そういう場所なので、慣れてね」ということではないです。

あなたが「これは無理だわ〜」と思い、一般の賃貸に決められる余裕があるならそれがいいのではと。はじめにも書いたように「あなたの状況や価値観に合うかどうか」という視点で判断するのが一番。

一方、数々のデメリットはあれど、やっぱりビレッジハウスが向いていると思われる人はいます。一体どんな人なのか、これからお話します。

あなたに当てはまるかどうか考えながら読んでみてください。

収入は少なめでも、今現在から2年の契約期間、家賃が支払えそうな人

収入は少なめでも「今現在から2年の契約期間、家賃が支払えそうな人」は審査に通るので、ビレッジハウスに向いているといえます。

一般賃貸では、借金や信用情報のキズがあると、部屋が決まりづらいです。
住める部屋の選択肢も狭まるかもしれません。

でも、そういった人もビレッジハウスなら、広くてリノベーションされた部屋に住めます。

下記は、Twitterや他の人のブログで見た「審査に落ちたケース」の例です。参考までに。

  1. 過去に「ビレッジハウスで」家賃の滞納歴がある(他の賃貸での滞納は関係無)
  2. 無職(年金や生活保護も受給してない)、親族などからの仕送り
  3. 収入はあるけど、不安定(少ない)
  4. 精神障がい者

1は問答無用でアウトです。

2は当たり前にダメと言われそうですが…

レオパレスは無職でも入居OK(身内を連絡人にするのは必須ですし、もちろん家賃の支払いはきっちりしないとですが)なので、一応付け足しました。

ちなみに私も、ビレッジハウス入居当初は仕送りと自分の収入で生活してました。

「仕送りは収入として認めない」という審査結果。
夫に代理契約者になってもらいました。

4について。

生活保護OKな不動産会社でも、受給理由が精神障がいの場合は断られることがあります。
他の住人とのトラブルの可能性や、もしもの場合もあるから…というのが原因のようです。

(精神障がいの人については、次のところでも触れますので参考にしてください)

「ビレッジハウスの審査に通るか心配…」という人は、問い合わせだけでもしてみては。

こう言っては何ですが…
ビレッジハウスって審査中でも、基準に満たない場合、途中で連絡が途絶えたりします(おい!って感じですけども(笑))

だから逆にいうと、こちらもそれほど気兼ねする必要ないんじゃないかなと。

内見して「やっぱりやめよう」となったとしても、しつこい勧誘とかもないです。
契約しない限り、費用も一切発生しません

ビレッジハウス公式サイト

生活保護、障がい者など他で断られそうな要素がある人

ビレッジハウスは、セーフティネット住宅。
生活保護受給者や障がい者も積極的に受け入れています。

生活保護費や年金など定期収入がある分、確実に家賃が入る点では上客ともいえます。
(自治体によっては、役所から直接家賃を振り込む制度もあるし)

ただ、先ほども書きましたが難しいのは精神障がい者。
ビレッジハウス以外の、一般の賃貸でも全般的に審査に通りづらいです。

でもTwitterで、ビレッジハウスの審査に落ちた後、ちゃんとお部屋が決まった人を見ました。

私も生活保護申請の主な理由は、精神障がい。
今後の経過や、情報も集めて当ブログでお伝えしていきます。

「家賃の安さや部屋の広さ、環境が最優先」古さやご近所さんの目は気にしない人

ビレッジハウスには、下記のような価値観や性格の人にも向いていると思います。

  • 安くて広い部屋に住めるなんて最高。多少の古さや汚さは気にしない
  • ちょっとくらい田舎でもOK、自然が多い方がいい
  • ご近所さんの目は余り気にしない、もしくはご近所付き合いに慣れてる

メリットのところでもお話しましたが、田舎の物件だと眺望は本当にいいです。

ブロガーやライター、デザイナーなどネットがあれば仕事ができる人ならなおさら。
広々した部屋から窓から山や海が見え、食べ物もおいしくて生活が豊かになること間違いなし。

私も「山の生活って大変だなぁ」と思うこともあります。虫多いし(笑)

でも、部屋から見える景色の美しさや静けさ、道の駅で買える新鮮野菜や果物のおいしさのおかげで、生活の質は格段に上がりました。

まとめ:デメリットばかりが語られがちだけど、やっぱり「あなたの価値観や状況に合ってるか」が全て

ビレッジハウスが一般的な賃貸と違う点を、最後にまとめます。

  • 広い部屋を圧倒的に安い費用で借りられる
  • 保証会社を通さない独自の審査なので、通りやすい
  • 管理が最低限(管理センターはトリッキーなので、管理人さんを頼ろう)
  • 2年以内の退去は違約金が高額

ビレッジハウスは「古い」「汚い」「ヤバい」などデメリットばかりが語られがち。

でも、管理センターも生活に支障が出る故障への対応はしてくれます。トリッキーな対応も安さのうちかなと。

「そんな乱暴な…」と思われるかもしれませんね。確かに私もびっくりしましたが…(笑)

でも「色々差し引いてもメリットの方が大きい」と思えたなら、契約時や入居後に動揺せずに済むよう、本記事の内容を活用していただけるとうれしいです。

コメントを残す

*